結構人ミルクホール 阿佐ヶ谷住宅

東京都文京区の谷根千と呼ばれるエリアから、
南阿佐ヶ谷に移転し、7/2に閉店した
スペシャルティ珈琲と自家製ケーキの専門店です。
通販や出張でケーキの販売を続けています。

CONCEPT

今日では東京下町イメージの代表格とも言うべき、文京区〜台東区を跨ぐ谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアから、2016年5月、阿佐ヶ谷に移転してきました。
偶然、この地に空き物件を見つけただけと、阿佐ヶ谷にした営業上の特別な理由はないのですが、個人的に思い入れのある場所で、契約が決まった時は、何やら縁のようなものを感じずにはいられませんでした。

弊店の近くには数年前まで、阿佐ヶ谷住宅という団地群がありました。

阿佐ヶ谷住宅3

再開発により、現在はプラウドシティ阿佐ヶ谷【公式サイト】というマンションが建っている場所です。この文章を書いている段階でもまだ一部は建設途中です。
この場所にあった阿佐ヶ谷住宅。団地というよりは2階建ての洋風長屋が連なるテラスハウスといった建物で、周囲を木々で覆われた、庭つきのモダンなアパートメントハウス群でした。

阿佐ヶ谷住宅1

建物のデザイン性、生活スタイル、そこから醸し出される敷地内全体に漂う空気感。住民は元より、建築好きの間でも広く知られ、多くのファンに愛された空間でした【参照:阿佐ヶ谷住宅日記】

善福寺川2

近くを流れる善福寺川。春ともなれば桜の名所として沿道は沢山の花見客で溢れますが、花見以外でも紅葉の時期、冬木立の散策を兼ねては、阿佐ヶ谷住宅を見に幾度も訪れました。

阿佐ヶ谷住宅5

余りに魅了されたため、私自身、店を営む傍ら、町の散策やその中で出会った町中華等の大衆食の食べ歩きを綴ったブログやミニコミ誌を作っているのですが、その中で、阿佐ヶ谷住宅をメインに幾つかの団地とその周辺の散策・食べ歩きを特集しました【デウスエクスマキな食堂11年冬号:団地団地レボリューション!】

阿佐ヶ谷住宅4

色々な街角を巡った中でも特に思い入れがあっただけに、取り壊しは残念でないといえば嘘になりますが、失くなってしまったものは仕方ありません。しかし折角、こうして阿佐ヶ谷住宅の近くに移転してきたのですから、せめて名前だけでも…との想いで、嘗ての店名に阿佐ヶ谷住宅の名を付けてみました。

阿佐ヶ谷住宅6

住宅といっても住んではいませんが――ケーキが焼ける珈琲好きの友人宅に呼ばれ、庭から指す午后の陽を感じながら、うたた寝がてら読書や書物でゆっくり丁寧に過ごす時間――をコンセプトに、新たな店づくりをしてみました。

店内1

※店主の町歩きブログにもっと阿佐ヶ谷住宅の写真をUPしました。
 →昭和迷宮物件|vol.69 テラスハウスがあった空間の記憶〜阿佐ヶ谷住宅

初めての方には、どんな店か、どうやって注文するのか、どのような過ごし方が出来るのか、不安に思われるかもしれませんので、入店から会計まで、店内を紹介していきます。

入口です。
tenpo

入られましたら、まずはお好きなお席にお掛け下さい。
店内1
窓側はローテーブルでソファータイプの椅子席がメインです。

壁側はライトの付いたハイテーブルが並びます。
店内2
書物等、作業向きの席です。

メニューをお持ちします。
メニュー
お決まりになりましたら、店員をお呼び下さい。
※只今ドリンク・1stケーキの100円引きを行っています【ドリンク全品100円引きサービス中!】

もしくは、会計カウンターからも注文可能です。
注文
珈琲は(あっさり・中間・こってり)からお選び頂けますが、その3種以外にも豆があるケースは多々ありますので、会計上のコーヒー豆一覧から直接ご指定頂けます。

珈琲はハンドドリップで1杯ずつお淹れするので、お席で10〜15分お待ち下さい。

会計カウンター脇には店内閲覧用本棚をご用意しています。お席でご自由にお読み下さい。
本棚
ジャンルは珈琲の本から、飲食全般、街歩き(店主セレクトの散歩の達人や東京人のバックナンバーが揃います)がメインです。

店主が発行する大衆食を中心とした町散策ミニコミ誌【デウスエクスマキな食堂シリーズ】の近刊もお買い求め頂けます。
デマキコーナー
絶版となったバックナンバー(マツコの知らない世界で取り上げられた板橋チャーハン本や、阿佐ヶ谷住宅や荻窪団地のあった頃のレポートが載った団地団地レボリューション、公営ギャンブル場飲み歩き本等々)も閲覧できます。

本棚には感想ノートもご用意しています。
感想ノート
ご意見ご要望、お気軽にお席にお持ち頂いてお書き下さい。

店内閲覧本棚の対面がトイレです。

ご注文をお出ししたい際に伝票をお渡ししています。
伝票
現在、特にご利用時間の制限は設けておりませんが、長居される場合の目安として、1品につき約1時間、お代わり等追加注文頂けると助かります。

お帰りの際は、伝票と合計金額を会計カウンターの銀のトレーまでお願いします。
トレー
盲導犬募金と東日本大震災の福島こども基金の募金箱を設置しています。1円玉等ありましたら、ご協力頂けると嬉しいです。

ご利用ありがとうございました。
店内3
気に入って頂けましたら、またお越し下さい。お待ちしております。

★いらっしゃいませ、結構人の空間へ。
 弊店は、スペシャルティ珈琲+自家製ケーキ専門の、大人の寛ぎの読書空間です。
 飲食スペースがメインで、一角に店内閲覧用書棚が少々あります。狭い店内ということもあり、オープン当初よりお一人様の読書空間としてご利用頂いております。

★お願い。
・1名様のお席となります。
 2名様席はございませんので、2名様以上でのご入店はお断りしています。
・子供には過酷な環境です。
 じっとしていられないお子様、特に未就学児童の入店はお断りしています。子供には実に辛く、つまらない店です。
…お客様誰もが平等に居心地良くなれる空間を目指している故、ご理解下さい。

★結構人とは・・・
 好人物、つまりお人好しといった意味の古い言葉です。
 ですがどちらかというとマイナスの意味で使われていたようで、 人がよいといっても、世渡りベタといったニュアンスが強いようです。
 人付き合いが苦手だったり、競争社会についていけなかったり、小学生の時分は通信簿に「協調性がない」とかかれてしまったり・・・悪い人じゃないんだけど、うまくいかない。
 そんな店主がそんな人たちのためにくつろげるような空間をつくりたい。その一心で、デザインから味、本のラインナップまで、取捨選択して作り上げた店です。

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